Pythonのインストール
MkDocsをビルドする環境としてWindowsにPythonをインストールします。 PythonはWindows向けの開発用オールインワンパッケージとしてAnaconda などがありますが、 今回はコマンドラインから使用するのでビルド環境のみをインストールします。
Pythonダウンロード
Python公式サイト から Windows x86-64 executable installer
をダウンロードして実行します。
2019年9月時点の最新バージョンは python-3.7.4-amd64.exe
です。
Pythonセットアップ
基本的に Install Now
を選択しますが、インストールフォルダなどの設定をしたい場合は Customize Installation
を選択します。
オプション | 内容 |
---|---|
Install launcher for all users | 全ユーザーがPythonを利用できます。単一ユーザーや、ユーザーごとにPython環境を分ける場合はチェックしません。 |
Add Python 3.7 to PATH | Windowsの環境変数にPython実行環境のパスを通します。コマンドプロンプトからPythonを実行したい場合はチェック推奨、環境変数を汚したくない場合はチェック不要です。環境変数はコントロールパネルのシステムから変更できます。 |
インストール後に Disable path length limit
の選択肢が表示されます。
フォルダやファイル名のパスの長さが260文字以上の環境になる場合はこれを押すと解除できます。
長いパスを使用しない場合は不要なので右下のClose
を押します。
Customize Installation の場合
オプション | 内容 |
---|---|
Install for all users | 前画面の「全ユーザーがPython環境を利用する」設定と同じ。 |
Associate files with Python | .py 拡張子ファイルをPythonに関連付けします。 .pyファイルをダブルクリックした時に実行するのではなくエディターで起動したい場合はチェックしません。 |
Create Shortcuts for installed applications | スタートメニューにPythonのショートカットを追加。 |
Add python to environment variables | 前画面の「環境変数パスを通す」設定と同じ。 |
Precompile standard library | 標準ライブラリがプリコンパイルされた状態になります。チェックがなくてもライブラリ実行時にコンパイルされるため、初回実行時の僅かな時間短縮以外に影響はありません。 |
Customize install location | Pythonのインストールパスを設定します。 C:\Python\Python37 などバージョン表記がある短いパス名を推奨。 |
Pythonバージョン確認
コマンドプロンプトを起動して python -V
と入力します。
Pythonの文字とバージョンが表示されれば成功です。
1 2 | C:\Users\NAME>python -V Python 3.7.4 |