Digitrax MS100

Loconet機器とシリアルポート(RS232C)の接続変換装置

MS100はシリアル接続の古い機器になります。
PCと接続する場合はUSB対応のPR3を推奨します。

MS100とはLoconet規格の機器とコンピュータを接続するための変換インタフェース。
Loconetで使用されている6芯ケーブルからRS232C25ピン(メス)へと変換する。
Loconet用の3mケーブルが付属する。
利用することでPC端末からソフトウェアを利用してDCCを制御することが可能となる。

MS100

昨今ではRS232C端子が付いているパソコンが非常に少ないため、一般的に普及しているUSBコネクタに変換する。 例ではRATOC製REX-USB60Fを購入した。
独自のドライバ導入によってCOMポートの設定が簡単なことと、標準ドライバでは対応不可能な最大230kbpsの通信速度が出るなどの理由で購入。
Loconet規格で使用されるボーレートは166kbpsなのだが、一部の変換コネクタは最大128kbpsまでしか対応していなかったり、 ボーレートが自由に設定できない場合があるので注意。

REX-USB60F

REX-USB60Fはシリアル9ピン(オス)、対してMS100はシリアル25ピン(メス)。 よって間にもう一つ変換コネクタを咬ます必要がある。 というわけでELECOM製RS-232C変換アダプタAD-J32を使用する。 オス(ピンが出ているほう)とメス(穴が開いているほう)の組み合わせを間違えないように注意。

AD-J32

接続例。やたらと変換をさせてるので不格好だが、一応は正しく動作する。
なお、自作でMS100同様の変換回路を作成している方もいる様なので、チャレンジするのもアリだろう。

MS100 接続例
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