VRM4 スクリプト講座 -車両編-

この章で主に扱うスクリプト

教材

以下のレイアウトをダウンロードして使用します。0号か4号~最新号のいずれかが必要です。編成は先頭車及び機関車を配置してください。
(画像の駅部品は2号。無くても良い)

教材

演習

1. SetRoomlight & SetTaillight, SetSignlight & SetNCHeadlight, SetNCTaillight & SetTransparent

下記のスクリプトは「Set~light」の命令と「SetTransparent」を実験するスクリプトです。zキーでそれぞれの項目を一つずつ試すことができます。スクリプトは編成の先頭車両にコピー&ペーストします。

実行結果

2. SetHeadmark & SetPantograph, SetHeadlight & SetTaillight

「SetHeadmark」は対応している車両のみ動作します。0が無し、1がヘッドマーク1番前、2がヘッドマーク1番後ろ、3がヘッドマーク2番前、という風に変化します。「SetPantograph」は変数Aにパンダ番号を、変数Bにパンダの状態を入力します。下記のスクリプトは二つのスクリプトを同時に検証するものです。また「SetHeadlight」、「SetTaillight」も合わせて実験します。
ビュワーを起動したら「フライスルーカメラ」に切り替えて機関車の方向転換を行ってください。方向転換をするたびにヘッドライト、テールライトの前後が切り替わります。一方で「SetNCHeadlight」は方向転換に依存しません。これが二種類の点灯スクリプトの違いになります。場合によって使い分けましょう。
機関車の車両にコピー&ペーストしてください。

実行結果

3. SetSmoke & SetShuntingCarIndicator

「SetSmoke」は蒸気機関車のみに使用するスクリプトで、煙の有無を操作できます。「SetShuntingCarIndicator」は機関車に使用するスクリプトで、入換車両標識(左側のテールライト)を操作します。
下記は両者を実験するスクリプトです。必要な命令の方の「//」を外して使用してください。機関車の車両部にコピー&ペーストします。

実行結果

4. SetModelOption

「SetModelOption」は車両の一部ポリゴンを変更する特殊な命令です。
主に連結部の幌の有無を操作します。
対応する車両が限られていますのでマニュアルを見て使用してください。

実行結果

5. まとめ

多機能機関車を作ってみよう。
zキーを押すとパンダグラフが切り替わり、下りた時に電源がOFFになります。
xキーでヘッドマークが切り替えられます。
cキーで入換車両標識が切り替えられます。
vキーで半透明にできます。

撮影用一発設定スクリプト
一通りのスクリプトを用意しておき、いらない物を「//」でキャンセルできます。スクリーンショットなどに非常に便利です。

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