Digitrax BDL168

センサー付き電力分配器

BDL168はパワーユニットから得た電力を最大16箇所に分配可能な装置。
特殊な制御ソフトウェアと組み合わせることで閉塞の再現や高度な自動運転が可能となる。
センサー機能も有しており、どの箇所が通電しているか(=列車がいるか)をパケット信号で送信する。
センサーはあくまで「どの線が通電しているか」しか分からないため、詳しい列車情報を取得する(トランスポンディング)には別途『RX4』というパーツを使用する必要がある。
類似製品として『PM42パワーマネジャ』があるが、センサー機能が無い。

BDL168 本体

配線図を分かりやすく図示した。
各セクションはA~Dの4ゾーンに束ねられ、それぞれが独立してショート検出などを行う。
レイアウトへの電源供給を行うにはBDL168に『AC Power』から電力供給を行う。
『ZoneA~D』と『DS1~16』がそれぞれレールに対になるように配線すれば良い。
それぞれのセクションは通電しないようにギャップを挟む。ショート検出のグループ化を行わないのなら『ZoneA~D』の側のみギャップ無しでも配線が可能。

BDL168 配線図

BDL168とDCS100とRX4を接続した例。
BDL168とDCS50Kの接続には別途購入したLoconetケーブル(白)を使用する。
また、BDL168自体を動作させる電力もDCS50Kの『フィーダー』からバイパスさせる。
これでBDL168上にある二つのLEDランプが点灯すれば電力供給完了となる。
各セクションに電力が供給されているかは付属のLEDランプを接続することで簡易チェックが出来る。

BDL168 使用例

BDL168は間隔の狭いピンから何十本の線を伸ばすのだが、ただ単に銅線を捩って接続すると横と干渉してしまう可能性があり、配線には注意が必要である。
安定して利用する場合は配線盤を作成することが望ましい。
多少はんだ技術が必要となるが、配線盤を作成すると今後の線の付け替えなどが非常に楽になる。

BDL168 配線基盤 BDL168 配線基盤
2006 - 2022 Caldia All rights reserved.
CaldiaのDCC Room へ戻る